リフォームに合わせたホームエレベータの設置方法を知りましょう

最近は住宅のリフォームに合わせてホームエレベーターを設置しようとする人が多く見られます。リフォームに伴ってホームエレベーターを設置する時の流れを知っておきましょう。
ホームエレベーターを設置するメーカーを決めたら、メーカーの相談窓口に相談しましょう。この時、分からないことがあれば疑問点を解消しておきます。メーカーの担当者に設置場所、建物の構造、搬入経路などの現地調査に来て貰います。その際、設計会社や建設会社の担当者にも立ち会ってもらうとスムーズです。
その際の必要書類は建築平面図、建築断面図、矩計図、基礎と梁の伏せ図です。所轄の行政庁に設置が可能か否か、設置の条件についての事前協議をおこないます。行政庁に相談する時の必要書類は、建築当時の確認申請書類や検査済証、現状の建築平面図、リフォーム後の建築平面図です。
希望や計画に基づいたエレベーターの図面を作成、見積りをメーカー側に出してもらいます。建物の改築や建設工事費は建設会社に由来するものですので、ここで出される見積りはエレベーター本体価格についてのみです。
デザインや仕様によって工期や予算を確認し、契約締結をおこないます。仕様決定後にホームエレベーター製作に入ります。期間は大体30日ほどです。行政庁に提出するホームエレベーターの確認申請書類を作成し、確認申請を代行して貰います。必要書類は、現状の建築平面図、リフォーム後の建築図、構造計算書、行政庁との事前協議で確認申請に必要とされたもの、建築当時の確認申請書類や検査済証です。
ホームエレベーターを搬入、設置工事をして貰います。おおむね工事には試運転調整1日を含んで5日程度かかります。行政庁の検査を受検して、ホームエレベーターの動作や安全性を確認した後に、行政庁が発行する検査済証を貰います。引渡しの時に、取り扱いに関する説明をして貰います。末永く安全に使えるように、メンテナンスの契約をおこなうのがおすすめです。
ホームエレベーターとバリアフリーに関する情報